メタルフリー治療とは  金属を使わずセラミックなどを使用した治療です

一般的に保険治療の場合には、いわゆる「銀歯」や「金属の土台」、表面の見える部分にはプラスチックを使用し、裏打ちには金属を使用した被せ物やブリッジなど、歯科金属を使用することが多いのですが、最近では審美的な理由や金属アレルギーの問題から、歯科金属を使用した治療を避けたいという方も増えて来ています。


このような方のため、赤羽駅徒歩2分にある歯医者・歯科医院『歯科大橋』では、では、ご希望の方には、歯科金属を使用しない「メタルフリー治療」を行っています。(保険適用外となる治療がメインです)
主に保険適用外の「セラミック」や「ジルコニア」といった素材を使用し、本物の歯と見分けがつかないくらいに精巧な詰め物や被せ物を使用し、美しい見た目=審美性を追求した治療です。

詰め物について

詰め物(つめもの)は「インレー」といいます。削る部分が小さい場合にはこの「インレー」を詰めます。少し削る部分が大きかった場合の詰め物は「アンレー」と言います。


被せ物について

被せ物(かぶせもの)は「クラウン=冠」といいます。削る部分が大きい場合にはこの「クラウン」をかぶせます。クラウンは、歯を削ってそのままかぶせる場合と、歯の根の治療(根管治療=神経を取る治療)を行った場合に、土台(コア)を立ててかぶせる場合があります。


保険適用外の詰め物や被せ物

セラミック

「セラミック」は保険適用外の詰め物や被せ物で使用します。セラミックは陶器のような材質で、非常に美しい見た目、天然の歯に近い見た目を実現可能です。前歯などに使用されることが多いです。


ジルコニア

「ジルコニア」は保険適用外の詰め物や被せ物で使用します。ジルコニアは天然ダイヤモンドにも使用されている材質で、非常に硬い材質です。そのため、臼歯に使用されることが多いです。


保険適用の詰め物

パラジウム(合金)

いわゆる「銀歯」は、保険適用で使用する金属の合金です。金銀パラジウム合金というものが使用されます。保険適用で治療できることがメリットではありますが、審美的には金属ですので、お口を開いたときに目立ってしまうことがあるといったデメリットがあります。

硬質レジン前装冠

前歯に被せ物をする必要がある場合に、銀歯にしたくない方が保険適用でできる治療が「硬質レジン前装冠」です。硬質レジン前装冠は、プラスチックを見える部分に使用し、裏打ち(見えない部分)には金属を使用します。

ハイブリッドレジン

「ハイブリッドレジン」は、プラスチックのような材質でできています。場所によっては保険が適用されます。

コンポジットレジン

「コンポジットレジン」は削ったところにペースト状のレジンを充填します。充填後は光で硬化させ、その後形を整えていきます。保険適用で治療できます。